【お得校！？】入りやすくて学力が伸びる中高一貫校(神奈川版)(2025年受験用) ｜中学受験のアレコレアワード

こんにちは。
ブログ『中学受験のアレコレ』を運営しているリョウスケです。

多くの方にご興味を持っていただき、様々な反応をいただきました「中学入試偏差値35～53でGMARCH以上への合格実績が良い学校」シリーズ。

2024年の合格実績も出そろったので先日、第4弾「2025年版東京版」を作成しました。

それに続いて

• 2024年神奈川版「中学入試偏差値35～53でGMARCH以上への合格実績が良い学校」

を作成しました。（今回もマンパワーでツラかったです......）

神奈川版は、これまで2022年・2023年の入試結果を元にまとめてありますが、今回は2024年入試結果をまとめております。

2025年入試の方には、とても参考になる資料だと思います。

お得な私立中学ってどこ？数字で表す方法とは！？

前回に引き続き、資料に移る前に、まず概略を少し解説しますね。

前回の資料を読んでいて概略をご存じの方は飛ばしてしまってください。>>>表へジャンプ

今回、このデータを調べるに至った経緯は、

• 行ってはいけない私立中学ってどこ？

と疑問を持ったことからです。

学校によって特色があるので「行ってはいけない学校」はお子さんの性格や各ご家庭の考え方によって変わってきます。
一緒くたに、まとめるのはちょっと乱暴な気がします。

では、逆に「行ったほうがよい学校」はどんな学校でしょうか？
でも、それもまた「行ってはいけない」と同じようにお子さんの性格や各ご家庭の考え方によって変わってきますよね。

ではでは「感じ方で変わる事ではなく、数字で示すことのできるものなら全員に共通だろう」と。

それらを踏まえて考えた時、もっとも分かりやすいのは非常に下世話ではありますが「偏差値と合格実績」かな？と思ったわけです。

ただし、もともと偏差値の高い学校の合格実績が良いのは当たり前ですし、そういった伝統校・名門校、人気のある学校のデータは星の数ほどあります。

そこで、

• 日能研のR4偏差値が35～50近辺の学校で、GMARCH以上の大学合格実績の良い学校を一覧にしてみよう

と考えてみました。

『入学しやすくて、大学合格実績が良い』わけですから数字上は『行ったほうがよいお得校』ということになりますよね。

学校選びに悩んでらっしゃるあなたには数字で明確になるという意味で、少しは参考になるのではないでしょうか。

ただし、筆者が手作業でデータ収集をしているので、当初リソースが足らず東京の学校だけを調査しました。

それをメルマガ会員様の限定記事にしたという流れです。

この記事は、その神奈川版ということですね。

【神奈川版】中学入試偏差値52以下で、GMARCH以上への合格実績が良い学校

前置きが長くなって申し訳ありませんでした。

では、資料を見てみましょう。

東京版はR4偏差値35～53を対象にしましたが、神奈川の場合、私立中学が東京ほど多くないので神奈川にあるほぼ全校を対象に表を作ってみました。

もし表から漏れている学校があったら申し訳ありません。

No	学校名	R4偏差値	合格率	卒業生	GMARCH以上の合格数合格	東大･京大	難関国立	早慶上理	GMARCH
1	洗足学園	65	339.5%	238	808	15	54	336	403
2	フェリス女学院	62	240.7%	177	426	6	31	202	187
3	鎌倉女学院	54	240.0%	155	372	0	19	133	220
4	サレジオ学院	59	220.4%	181	399	13	39	174	173
5	聖光学院	68	217.0%	229	497	90	40	330	37
6	神奈川大学附属	57	206.8%	206	426	3	38	113	272
7	浅野	64	204.3%	256	523	42	59	297	125
8	逗子開成	58	203.1%	262	532	8	61	194	269
9	山手学院	51	194.6%	478	930	1	78	247	604
10	横浜共立学園	55	171.7%	173	297	1	15	98	183
11	鎌倉学園	55	164.2%	288	473	1	36	136	300
12	横浜雙葉	55	134.7%	176	237	2	14	99	122
13	中央大学附属横浜	58	133.4%	308	411	3	33	68	307
14	桐光学園	43･50	130.1%	584	760	7	67	233	453
15	公文国際学園	52	127.9%	147	188	5	16	71	96
16	栄光学園	65	118.0%	183	216	41	35	115	25
17	森村学園	49	109.8%	164	180	0	13	49	118
18	桐蔭学園	49	109.6%	157	172	2	18	52	100
19	慶應義塾SF	67	98.3%	241	237	0	0	237	0
20	慶應義塾普通部	66	97.9%	670	656	0	0	656	0
21	湘南白百合学園	49	96.9%	163	158	1	8	77	72
22	法政第二	57	95.8%	614	588	0	4	32	552
23	青山学院横浜英和	58	92.5%	239	221	1	4	38	178
24	カリタス女子	45	84.1%	164	138	1	6	48	83
25	神奈川学園	42	80.8%	172	139	0	2	25	112
26	清泉女学院	46	78.1%	160	125	2	6	58	59
27	関東学院	43	70.9%	223	158	8	5	47	98
28	自修館	41	57.3%	89	51	0	3	12	36
29	鶴見大学附属	36	42.4%	203	86	0	6	20	60
30	日本大学藤沢	45	35.7%	690	246	0	17	41	188
31	日本大学	49	34.1%	552	188	0	25	38	125
32	横浜女学院	44	33.0%	109	36	0	4	3	29
33	日本女子大学附属	50	26.8%	373	100	0	3	49	48
34	横浜創英	35	26.7%	270	72	0	4	5	63
35	アレセイア湘南	36	25.3%	229	58	0	3	18	37
36	聖セシリア女子	43	25.0%	88	22	0	0	6	16
37	横浜翠陵	35	24.0%	246	59	0	2	8	49
38	横須賀学院	40	23.6%	560	132	0	9	11	112
39	藤嶺学園藤沢	39	23.1%	134	31	0	1	12	18
40	聖ヨゼフ学園	36	18.6%	43	8	0	0	8	0
41	北鎌倉女子学園	36	16.7%	114	19	0	2	2	15
42	函嶺白百合学園	35	13.3%	30	4	0	0	3	1
43	相模女子大学	35	11.6%	337	39	0	3	12	24
44	鎌倉女子大学	35	9.3%	97	9	0	1	1	7
45	関東学院六浦	40	9.1%	164	15	0	2	2	11
46	相洋	35	4.8%	498	24	0	1	1	22

東京版は、R4偏差値が45以下で合格率が100%を超える学校を「お得校」として紹介したわけですが、今回、2024年神奈川版にかんしては「R4偏差値54以下で合格率約100%超え」をお得校としました。

筆者が手動で公式サイトからピックアップし集計しておりますので、細かい部分のデータが合っていないことがあるかもしれませんが、そこは1つご了承いただければと思います。

あくまで参考程度に表を見ていただければと思います。

いかがでしょうか？

東京版と違って、トップ校である神奈川御三家(聖光･栄光･浅野)の実績からザっと表にしているので分かりやすいと思います。
この3校に関しては、東大・京大への合格数が飛びぬけていて、GMARCH以上の合格数という感じではないです。

また、偏差値50後半～60後半に学校の実績は凄まじいですね。

しかし、その中に混ざって50前半の学校がいくつかあります。
素晴らしい実績ですね。

東京と違い偏差値40台で合格率100%を超える学校は数校しかありませんでしたが、50になるとGMARCH以上への合格率が一気に高くなります。

神奈川で受験し、GMARCH以上を目指すならば頑張って50に乗せておきたいところですね。

まぁ、しかし、これはあくまで数字上の話なだけです。

何度も口酸っぱく申し上げますが、お子さんの学校生活は勉強が全てではありませんので偏差値と合格実績だけで志望校を判断するのは危険です。
目安としては参考にしていただければと思います。

最後に

この記事では、2024年神奈川版「中学入試偏差値35～53でGMARCH以上への合格実績が良い学校」を中学受験のアレコレ独自の解釈で紹介しました。

かなり偏ったランキングながら「一理ある」といっていただける内容だったのではないでしょうか。

今回、このような形でご紹介をしましたが、低い順番の学校が「悪い学校」といっているわけではなく、あくまで合格率という断面で切り取って紹介しただけですので他意はありません。
その点はご了承いただければと思います。

逆に順位の高い学校は、シンプルに素晴らしい実績だったといえます。

今後とも面白い資料ができたら、更新していきたい思っています。
では、今回はこのへんで。

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