【お得校！】2022年度大阪版・中学入試偏差値50以下で、関関同立以上への合格実績が良い学校

こんにちは。
ブログ『中学受験のアレコレ』を運営しているリョウスケです。

この記事は、当初メルマガにご登録いただいている方だけに期間限定で公開している記事でしたが、ご好評いただき現在まで毎年継続するようになりました。

あわせて、多くの方の参考になるかもしれないということで一般公開に変更いたしました。

記事の内容としては『2022年大阪版、中学入試偏差値35～53でGMARCH以上への合格実績が良い学校』をまとめたものです。

さて、好評をいただいたメルマガ限定記事『中学入試偏差値低めで、GMARCH以上への合格実績が良い学校』ですが、東京・神奈川に続き第3弾として今回は『大阪版』をお届けします。

今回もコツコツと夜なべして大阪版をまとめてみました(超マンパワーです)。

大阪在住の方で、お子さんの志望校選びに悩んでいるあなたの参考になればと思います。

お得な私立中学ってどこ？大阪版

では、さっそく大阪版を見てみましょう。

さきに東京版・神奈川版をチェックしたい方は以下のリンクからどうぞ。

• 東京版：https://www.jukenpass.jp/high-growth-rate-school
• 神奈川版：https://www.jukenpass.jp/high-growth-rate-school-kanagawa

大阪版を作るにあたって非常に悩みました。

なぜか？

実は、僕は東京近郊の学校に関しての知見は多いほうだと思うのですが、関西圏の私立中学についての知見が超少ないからです。

• 『この学校は、偏差値に対してとても合格率が良いけど、なんでだろうか？』
• 『この学校の評価はこれで本当にあっているのだろうか？』

東京版であれば

『はいはい。偏差値的には低いけど、この学校はこんな良い所があるから順当だよね』

と自信を持ってお伝えできるプラスアルファの情報を持っているのですが、大阪版についてはそれがありません。

知識がないので資料をつくりながら

『日能研のR4偏差値的にはここだけど、この学校の一般的な評価は、この位置で本当にいいのか？』

という感じで正直、半信半疑で表を作成しました。
やはり、数字だけの情報では判断しきれないことが多いなぁと実感した次第です。はい。

一瞬、お蔵入りも考えましたが、ここまで作っておいてお蔵入りさせるのも忍びない。
「メルマガ会員の方、限定ならいいか！」ってことで公開します。

大阪にある主だった私立中高を全校を対象に表を作っています。
もし表から漏れている学校があれば、それは合格実績を調べられなかった学校です。

また、基本的に日能研のR4偏差値を基準にしているのですが、東京に比べ大阪の学校は試験内容やコースによって、偏差値の変動が大きいので大体で表示しています。あくまで目安とお考え下さい。

No	学校名	R4偏差値	合格率	卒業生数	関関同立 以上の 合格数合計	東大・京大	難関国立	関関同立	早慶上理	MARCH
1	四天王寺	67(~58)	66.4%	369	245	12	40	166	23	4
2	大阪星光学院	64	59.7%	176	105	35	31	24	12	3
3	清風南海	62	89.5%	323	289	43	42	169	33	2
4	高槻	61	94.9%	253	240	19	47	161	13	0
5	清風	59(~45)	46.9%	578	271	17	31	205	6	12
6	明星	58(-51)	89.8%	323	290	11	14	245	18	2
7	大阪教育大附池田	57	103.1%	160	165	8	35	105	13	4
8	同志社香里	57	94.3%	296	279	0	0	278	1	0
9	大阪桐蔭	56(~50)	66.9%	590	395	17	61	301	9	7
10	大阪教育大附天王寺	54	103.9%	155	161	11	36	105	9	0
11	帝塚山学院泉ヶ丘	54	57.7%	281	162	1	14	138	6	3
12	関西大	51	89.8%	137	123	0	6	116	1	0
13	大阪教育大附平野	50	97.4%	117	114	2	17	90	5	0
14	開明	50	74.6%	279	208	17	36	149	3	3
15	常翔学園	49	44.7%	590	264	0	10	249	1	4
16	金蘭千里	44	107.0%	171	183	3	22	142	10	6
17	初芝立命館	44	49.4%	358	177	0	3	172	1	1
18	清教学園	43	145.2%	356	517	3	27	476	3	8
19	桃山学院	43	64.3%	692	445	3	33	398	5	6
20	大谷	43	54.5%	198	108	0	8	94	6	0
21	初芝富田林	43	41.1%	248	102	1	10	84	1	6
22	近大附属	40	21.8%	907	198	0	21	174	0	3
23	上宮	38	18.4%	549	101	0	5	90	2	4
24	プール学院	38	18.2%	181	33	0	2	28	0	3
25	大阪女学院	37	46.1%	269	124	0	8	109	3	4
26	常翔啓光学園	37	17.4%	409	71	0	8	60	0	3
27	関西大倉	36	73.8%	446	329	6	32	285	1	5
28	箕面自由学園	36	34.2%	591	202	0	13	189	0	0
29	アサンプション国際	36	21.9%	114	25	0	0	23	2	0
30	浪速	36	8.7%	710	62	0	4	54	1	3
31	追手門学院	35	46.7%	433	202	0	10	187	1	4
32	追手門学院大手前	35	12.1%	247	30	0	2	27	1	0
33	金光八尾	35	106.8%	177	189	1	4	182	2	0
34	大阪青凌	35	33.6%	360	121	0	9	109	2	1
35	金光大阪	35	23.5%	251	59	1	3	54	1	0
36	大阪学芸高校	35	23.2%	508	118	0	2	103	2	11
37	大阪信愛学院	35	14.5%	138	20	0	1	19	0	0
38	城南学園	-	4.8%	166	8	0	0	8	0	0

筆者が手動でサイトからピックアップし集計しておりますので、細かい部分のデータが合っていないことがあるかもしれませんが、そこは1つご了承いただければと思います。(現役の実績を集計しております)

あくまで参考程度に表を見ていただければと思います。

関関同立以上を目指すならば頑張って偏差値50に乗せておきたい

いかがでしょうか？

東京・神奈川と違い、合格率200％・300％というような学校が少ないのが特徴です。

これは推測ですが、東京・神奈川が生徒一人で多くの合格を獲得するのに対して、大阪はそこまで多くは受験しないのではないかと思います。
この数字の傾向は地域性なのでは？という推測です。

東京・神奈川に比べ上位校の合格率が低いのも意外でした。

その代わり上位校は、東大・京大、難関国立大への合格数が凄まじいです。

四天王寺にかんしては、東大・京大というよりも「医学部」への進学率が高いのが特徴的ですね。

そして、中堅層になるにつれて徐々に関関同立への合格数が増えていく傾向です。

大阪も神奈川同様、偏差値50を超えると一気に関関同立以上への安定感が増していきます。

大阪で受験し、関関同立以上を目指すならば頑張って50に乗せておきたいところですね。

まぁ、しかし、これはあくまで数字上の話なだけです。

何度も口酸っぱく申し上げますが、お子さんの学校生活は勉強が全てではありませんので偏差値と合格実績だけで志望校を判断するのは危険です。
目安としては参考にしていただければと思います。

最後に

この記事では、2022年版、大阪版お得校（中学入試偏差値35～53でGMARCH以上への合格実績が良い学校）について当サイト独自の解釈で紹介しました。

かなり偏ったランキングながら「一理ある」といっていただける内容だったのではないでしょうか。

今回、このような形でご紹介をしましたが、低い順番の学校が「悪い学校」といっているわけではなく、あくまで合格率という断面で切り取って紹介しただけですので他意はありません。
その点はご了承いただければと思います。

逆に順位の高い学校は、シンプルに素晴らしい実績だったといえます。

今後とも面白い資料ができたら、更新していきたい思っています。
では、今回はこのへんで。

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