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【個別指導塾・集団塾・家庭教師の違いは?】お子さんに合った指導形式を選ぼう

子供が小学生になると、大勢の同級生が習い事だけでなく本格的に塾に通い始めたりします。

ウチはどうしよう・・・

初めての経験で相談する人がいない・・・

同級生のママさん達に相談すると逆に心配になってしまう・・・

旦那に相談したけど、全然相談にのってくれない・・・

1人ソワソワしてしまいます。

特に1人目の子の場合、全く勝手が分からないので本当に悩みますよね。
同級生のママさん達に相談して「ウチはこうしてるわよ」なんて言われると、自分の所が遅れてる気がして劣等感を感じたりして。
余計心配になってしまったり。

分かります。私もそうでしたから。
でも、大丈夫です。
焦る事はありません。

この記事では『個別指導塾・集団塾・家庭教師』各形態の塾の違いを詳しく解説していきます。

お子さんの性格に合った塾選びの参考にしてみてください。

この記事を読んでわかること

  • 『個別指導塾・集団塾・家庭教師』各形態の塾の違いを詳しく解説

この記事の執筆者

リョウスケ

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「補習塾」と「進学塾」

塾の形態を説明する前に、塾選びには2つの選択肢があります。

「補習塾」「進学塾」です。

これは、あなたのお子さんが中学受験をするか、しないかで分かれます。

「そんなのまだ分からないよ~」
「受験なんてとてもとても...」
という場合は、補習塾を選択しましょう。

補習塾は学校の勉強のフォローをしてくれる感じの塾です。
学校の授業の復習がメインになります。

一方、
「中学受験をします」
「確定ではないけど、中学受験を考えてます」
と言う場合は進学塾を選びましょう。

チラシやホームページを見て、進学実績や私立中学の名前が数多く書いてあれば、その塾は進学塾です。分かりやすいですよね。

進学実績などは大きく書いておらず「ガッチリ基礎を固めます」「学校の学習をサポートします」のように書いてあれば補習塾です。

あなたのお子さんが、まだ1~3年生であればあまり難しく考え過ぎずに決めてみてもいいです。

最寄駅や自宅近くにある通うのに無理のない塾を選んでください。
無理して遠い塾にすると、お子さんが塾に通うのがイヤになる可能性もありますし、あなたにも送迎などが負担になってしまいます。

1~3年生であれば今後まだまだ転塾できます。

一度通ってみて、
「ウチの子は、もう少しできそうだな」
「この調子でいけば、中学受験もさせられそう」
などと思ったら、また方向転換を考えれば良いと思いますよ。

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個別指導塾・集団塾・家庭教師の違いは?

『個別指導塾・集団塾・家庭教師の違い』を解説していきます。

ザックリ書くと、以下の表のとおりになります。です。

個別指導塾講師1人にたいして、少人数(2~3名)、もしくはマンツーマンの生徒数で学習をしていくスタイルの塾。
集団塾講師1人が、数十名の生徒にたいして講義を行う学習スタイルの塾。
家庭教師講師1人にたいして、生徒1人のマンツーマンで学習を行う。塾ではなく講師が生徒の自宅を訪問し指導する。
とうさん
とうさん

なるほど。講師に対する人数と指導を行う場所が違うってことだね。

そのとおりですね。

  • もっとも一般的な集団塾は『塾に行って大人数』で授業を受けます。
  • 個別指導塾は『塾に行って少人数(2~3名)で指導を受ける塾』
  • この記事のメイントピックである家庭教師は、先生が生徒の自宅に来てマンツーマンで指導をします。

ということですね。

各形式ごとにメリット・デメリットがあるのでお子さんの性格にあったものを選択するようにしましょう。

個別指導塾・集団塾・家庭教師の料金の違いは?

料金的には、利用する教室によってピンキリではあるんですが、

一般的には、高い順に

  • 個別指導塾
  • 集団塾
  • 家庭教師

ってのが一般的な感じですね。

個別指導塾は、1回の授業に対する生徒数が1~3名と少なく、その上、教室維持のため固定費が高いので最も割高になります。

集団塾は、大手になると、それなりに指導力のある講師を雇って誰にでも分かりやすい授業をしてくれますし、教室維持のための固定費もかかります。

家庭教師は、実は最も割安です。意外ですよね。
しかしコレは回数によります。
複数回利用すればするほど高くなり集団塾より割高になります。
ただし、教室を持っていないので、その分の固定費はかかりませんので個別指導よりは割安です。

つまり、個別指導塾と家庭教師の料金は『何回受講するか』指導を受ける回数によって、かなり変わります。

授業1回分の費用でいえば、集団塾が最も安いといえるでしょう。

とうさん
とうさん

なるほど。そういう考え方ね

そうですね。

個別指導塾と家庭教師の先生は、学生講師・社会人講師・プロ講師とありますが、学生講師のことが多いので先生の質という意味では同じ感じだと思います。

集団塾は前述のとおり、大勢の生徒を前に分かりやすく伝える指導する必要があるので『プロ講師』のことが多いですよね。

ただし、最初に言った通り、塾によって料金はピンキリです。

あくまで一般的にいわれている順番と考えてください。

大手塾と個人塾、個別指導と集団指導

最寄駅(や自宅近く)に数多くの塾があって迷ってしまう・・・

そうなんですよね。
これもパニックの原因の一つです。
1、2つしかなければ、それほど迷わないのですが数多くあると、何を優先して考えればいいのやら分からなくなります。

でも、以下の文を読んでもらえれば大丈夫です。
多数あったとしても、大体4つのパターンに分かれます。

塾の種類は?

  1. 大手塾で個別指導
  2. 個人塾で個別指導
  3. 大手塾で集団指導
  4. 個人塾で集団指導

この4つです。
各項目でメリット、デメリットがあります。
一つずつ見ていきましょう。

(1)大手塾で個別指導

大手塾のメリットは分母が大きいので情報を数多く持っているという事です。
また大手なので実績もあります。
中学受験をする場合、情報や過去問の分析をしっかり持っている塾の方が安心です。
また、個別指導ということで、内気なお子さんでも質問もしやすく自分のペースで勉強が進められます。
デメリットは、大手で個別指導となると費用が高いです。
また、個別だと周囲の同級生の状況があまり分からなくなります。
競争することが苦手でマイペースにコツコツ学習を進めるのが性に合っているお子さんの場合個別が良いですね。

(2)個人塾で個別指導

個人塾のメリットは、地元に根差した運営。各生徒に行き届いた指導です。
大体が地元の学校を考慮した対策をしてくれるし、少人数制で各生徒に手厚い指導をしてくれます。
その上、個別指導となれば本当に親身になった手厚い指導をしてくれると思います。
デメリットは、大手に比べて情報が少ないということです。
塾の先生ですので、受験の情報や過去問など対策はされていますが、やはり大手には勝てません。
また、個人ですので指導方法が偏ったり、先生との関係が馴れ合いになってしまう事があります。

(3)大手塾で集団指導

上記(1)と(2)の組み合わせでメリットデメリットを考えてみてください。
あなたが想像するいわゆる予備校のようなイメージですね。
情報もあり、多くの先生方もいて、さらにライバルとの競争もある。
「勉強するぞ」という意識が高いお子さんには、とても良い環境です。
ノンビリしたお子さんには少しキツイかもしれません。

(4)個人塾で集団指導

これもまた、上記(1)と(2)の組み合わせでメリットデメリットを考えてみてください。
先生、生徒みんなで切磋琢磨しあうとてもアットホームな感じがするとは思いますが、侮るなかれ、少人数で先生の指導も的確であれば、これほど良い環境はないでしょう。

塾選びの際、覚えておきたい大手5塾

ここまで塾の種類を紹介してきました。

かあさん
かあさん
実際になんていう塾があるの?参考に教えてもらいたい

はい。実際になんという塾があるでしょうか。
個人塾は各地域によってバラバラになってしまいますので大手進学塾をいくつかご紹介したいと思います。

■日能研■

夕方や休日に、青いNマークの付いたバッグを背負った小学生を見たことがありませんか?
中学受験の塾と言えば、ココを思い出す方も多いのではないでしょうか。
中学受験塾で言えば、いわゆる成績中堅の生徒が多い感じです。
成績上位からそうでもない子まで面倒をみてくれます。
授業は個別ではなく集団授業で、宿題もそれほど多くないです。
大手ですので情報も実績も十分に持っていて間口が広いです。

意識が高く、ある程度コツコツ勉強を進められる子にはとても良いです。

中学受験-小学生のための中学受験塾。日能研
中学受験-小学生のための中学受験塾。日能研

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■SAPIX■

今現在、難関校への進学実績が最も高いのがココです。
我が子の同級生には各塾生がいましたが、最終結果が抜群に良かったのはSAPIXです。
とにかく授業進度も早いし、宿題量も格段に多いです。
成績上位の子が集まるので、お子さんの意識も自然と高くなります。
お子さんだけでなく家族にも資金的にも負担が大きい塾と言えますが、それが結果にも反映していると言えます。

SAPIX小学部 | 中学受験で高い合格実績を誇る進学教室
SAPIX小学部 | 中学受験で高い合格実績を誇る進学教室

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■四谷大塚■

ここも日能研同様、老舗の中学受験塾です。
四谷大塚と言えばテキストが良いと言われています。
また長年培ったノウハウで成績中堅~上位層を育てる塾です。

中学受験塾|四谷大塚ドットコム|でてこい、未来のリーダーたち。
中学受験塾|四谷大塚ドットコム|でてこい、未来のリーダーたち。

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■早稲田アカデミー■

ここも有名ですね。
とにかく宿題量が多いとよく言われます。
宿題を多く出して、それをしっかりチェックするという管理方法です。
親があまり管理できないという家庭の場合は、ある程度お任せできる
塾です。

進学塾・学習塾なら早稲田アカデミー
進学塾・学習塾なら早稲田アカデミー

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■栄光ゼミナール■

少人数制で、成績上位から下位まで間口の広い塾です。
大手ではいち早く公立中高一貫コースを導入した塾です。
教室数が多く通いやすいですが、進学実績は他の塾に比べると劣ります。

栄光ゼミナール公式サイト | 中学受験・高校受験・大学受験・個別指導はお任せください。
栄光ゼミナール公式サイト | 中学受験・高校受験・大学受験・個別指導はお任せください。

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では、ついでに大手進学塾の合格実績も確認してみましょうか。

2022年 主要塾別 東京都私立中高一貫校 合格実績

大手進学塾の2022年の合格実績です。

縦列は東京都内の主要私立中高一貫校を男・女・共学別、日能研R4偏差値順に並べています。

【参考記事】

横列は塾ごとに合格数の多い順に並べています。

これだけ見てしまうと、SAPIXの一人勝ち感が否めないですね・・・

家庭教師サービスをまとめて確認したい

かあさん
かあさん
近くに大手進学塾なんてないし、中学受験もするか分からないし・・・自宅近くの塾をまとめて調べられないかな?・・・

そうですよね。
自宅近くの塾ではなく、家庭教師サービスをまとめて資料請求できるサイトはありますよ。

■ウェルカム家庭教師ナビ■

【公式サイトへいく】

ウェルカム家庭教師ナビを使えば、家庭教師サービスの資料を一括請求することができます。

一括で資料請求できるのは非常に便利ですね。

使い方も簡単で、エリア入力と必要情報を入力するだけでオッケーです。

とうさん
とうさん
これは簡単。家庭教師なら来てくれるから、住んでいる所は関係ないし、オンライン家庭教師ならそもそも来ることもないから楽だね。

簡単ですね。
無料なので、とりあえず取り寄せてみることをおススメします。

■ウェルカム家庭教師ナビの公式サイトへ■

最後に

では、参考に実際の経験談をお話しします。

我が家は中学受験をしました。
「ウチは中学受験しないから関係ないわ」というあなたも話のネタ程度に読んでもらえたらと思います。

ウチの子供がどこに通っていたか?というとウチは最終的には栄光ゼミナールに通いました。

3~5年の夏までは日能研に通って、その後成績が本人の成績と学習状況をみて栄光ゼミナールへ転塾しました。

なぜ転塾したか?というと、日能研の授業と管理方法がウチの子に合っていなかったという事と、最終的に第一志望を私立ではなく公立中高一貫校にしたということが理由です。

日能研は大人数で先生の講義を聞く予備校スタイルでしたが、我が子にはそれが合っていませんでした。
最終的には何が分からないかも分からない状態。
どうしようもなかったですね。
授業も上の空で聞き、宿題もしっかりやらず、内気で先生に聞きに行くこともできずで、さらに分からなくなるという悪循環に陥っていました。

栄光ゼミナールは1クラス10~20名くらいで講義を行います。地元の個人塾のような気安さがあります。そのリラックスした感じが我が子には合っていました。
少人数ということで先生も気にしてくれているし、「宿題ちゃんとやってきた?」などと細かくチェックしてくれていました。

それと、もう一つの理由は「公立中高一貫校対策コース」があったことです。

受験終了した今では適性検査でどういった問題が出されるのか十分に理解していますが、当時5年生の夏の時点ではさっぱり知りませんでした。
「えっ?私立の問題とそんな違うわけ?実際やってないから分かんないな.....」みたいな感じでした。
そういう意味で「公立中高一貫校対策コース」があったことは親としては助かりました。
塾に任せておけばある程度正確な方向に勉強を進めていってくれるわけですから。

以上が我が家の塾を決めた際の経験談です。
ウチは日能研を辞めてしまいましたが、お子さんによっては周りの子たちと鎬を削るような環境の方が合う子もいます。
実際、同級生の子でもウチとは逆に栄光ゼミナールから日能研に転塾して飛躍的に伸びた子もいました。

まずに考え過ぎずに塾を通わせてみる。
その後、様子をみて、お子さんの性格を考慮しつつ、必要であれば転塾してみる。
そういう行動力と柔軟な対応が大事かなと思います。

この記事の監修者

リョウスケ

✓教育ブログ歴9年。月々130,000PV。
✓塾講師、家庭教師経験あり。
✓過去の経験と、9年間様々な受験情報・教育情報・学習サービスをみてきた筆者が経験をもとに解説していきます。⇒運営者情報はコチラ
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