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公立中高一貫校の倍率が高すぎる。今後、新設はあるの?

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2020年の東京都公立中高一貫校受検倍率が発表になりました。

全体で、(昨年)5.70倍→(今年)5.47倍と昨年から若干下がった形です。

とうさん
とうさん
下がって5.47倍・・・

そうですね。
下がって、5.47倍。
まだまだ高いですね・・・

このブログでも度々話題にしておりますが、まだまだ「狭き門過ぎる」のです。
例えば、2020年今年もっとも倍率の高かった都立白鷗付属の女子の倍率は7.33倍です。

一般募集定員が66名(男女合わせて133名)ですから、単純計算で484名受けて66名しか受からないということ。
つまり、418名は不合格ということです。

400名超え.......

とうさん
とうさん
今年もヤバいね・・・

別に昨日今日に決めて受検するわけではありません。
数年間、コツコツ勉強して、あげく1校だけしか受けられず(公立は1校しか受検できません)、その結果400名もの不合格者を生み出す......

今年も言いますが・・・

これ、ヤバくないですか?

ギャンブルのようです。

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大半の保護者は、そこまで望んでいない

それにしても、ず~~~っと高倍率をキープしております。

とうさん
とうさん
正直、そんなプレミア感は望んでないんだけどね・・・

その通りですね・・・

子供を公立中高一貫校に入学させたい親御さんは別に自分の虚栄心のために子供を中高一貫校に入れたいわけではないのです。

  1. 高校受験に邪魔されない6年間一貫教育という環境
  2. 経済的理由(私立に入れるほどの余裕はないということ)
  3. 同じくらいのレベル(学力的にも精神的にも)同級生と学べる環境

基本的にはこの3つが理由になると思います。

そして、たぶん、

「子供をメチャメチャ偏差値の高い学校に入れたい」と思っている親御さんは非常に少ないと思います。

例えば東京の場合、日能研のR4偏差値で言えば、ほとんどの公立中高一貫校が55~60の間に位置しています。

それは中学受験で言えば、偏差値的に高い方に入ります。

そんなモノ望んでない!

というのが大半の意見だと思います。
志望動機は先に述べた1~3なんですから。

正直な話、平たく言えばこんな風に考えているんです。

地元の中学は悪い奴もいるかもしれないし、イジメとかもあるしなぁ。
ウチの子、そんな頭悪くないから、その辺の連中に引きずられて成績落ちたりしないかなぁ?
イジメの対象なんかにされたら厄介だもんなぁ。
そう考えると私立中学に入れたいけど、そこまでお金の余裕無いもんなぁ。
なんとか公立中高一貫校入れないかなぁ?
しかし、なんでこんなに倍率高いの?偏差値も高すぎでしょ。
こんなに高くなくてもイイんだよ。
別に東大入って欲しいなんて思ってないんだから。
中高をのびのびと過ごしてもらって、それなりの大学に入ってもらえれば、それでいいんだよ。
できたら、GMARCH以上に入れたら最高だなぁ。

これが本音だと思います。

解決策は一つ。

公立中高一貫校の数をもう少し増やしてもらえればよい。

それを各地で増やしてもらえれば、倍率も下がってくるでしょうし、偏差値もさがってくるでしょう。

現状はあまりにも狭き門過ぎるのです。

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今後、新設を予定されてる中高一貫校はあるのか?

全国でみるといくつかあります。
2020年度は茨城で5校開校します。

茨城県で2022年までに公立中高一貫校が10校新設される件

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茨城県立太田第一高校付属中学

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茨城県立鉾田第一高校付属中学

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茨城県立下館第一高校付属中学

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いずれも2020年4月開校になります。

東京都は今のところ、新設の予定はないようですね。

新設はないものの、都立立川国際中等教育学校に付属小学校が設置される事になりました。
2022年度開校予定で、小中高12年間一貫の公立校になります。

最後に

やはり、どう考えてもこの高倍率はオカシイ状況です。

マトモに1校だけ受けるのは、頑張った子供たちに忍びない。

今後の新設に期待するしかない状況ですが、少し経済的に余裕がある家庭は私立併願を考えて凌ぐしかないですね・・・

本当に......本当に公立中高一貫校の倍率が高すぎます.....

このブログでも度々話題にしておりますが、あまりにも「狭き門過ぎる」のです。
例えば、平成30年の都立小石川中の男子の倍率は6.48倍です。

定員が80名(男女合わせて160名)ですから、単純計算で510数名受けて80名しか受からないということ。
つまり、430名ちょっとは不合格ということです。

400名超え.......

別に昨日今日に決めて受検するわけではありません。
数年間、コツコツ勉強して、あげく1校だけしか受けられず(公立は1校しか受検できません)、その結果400名もの不合格者を生み出す......

これ、ヤバくないですか?

ギャンブルのようです。

以下、コチラのサイトに見やすい倍率推移が載っていたので、引用させていただきました。

(引用元:http://chuko-ikkan.benkyohou.info/jukenbairitsusuii.html)

ず~~~っと高倍率をキープしております。

このプレミア感はそろそろ解消してもらいたいものですね。

子供を公立中高一貫校に入学させたい親御さんは別に自分の虚栄心のために子供を中高一貫校に入れたいわけではないのです。

  1. 高校受験に邪魔されない6年間一貫教育という環境
  2. 経済的理由(私立に入れるほどの余裕はないということ)
  3. 同じくらいのレベル(学力的にも精神的にも)同級生と学べる環境

基本的にはこの3つが理由になると思います。

そして、たぶん、

「子供をメチャメチャ偏差値の高い学校に入れたい」と思っている親御さんは非常に少ないと思います。

例えば東京の場合、日能研のR4偏差値で言えば、ほとんどの公立中高一貫校が55~60の間に位置しています。

それは中学受験で言えば、偏差値的に高い方に入ります。

そんなモノ望んでない!

というのが大半の意見だと思います。
志望動機は先に述べた1~3なんですから。

正直な話、平たく言えばこんな風に考えているんです。

地元の中学は悪い奴もいるかもしれないし、イジメとかもあるしなぁ。
ウチの子、そんな頭悪くないから、その辺の連中に引きずられて成績落ちたりしないかなぁ?
イジメの対象なんかにされたら厄介だもんなぁ。
そう考えると私立中学に入れたいけど、そこまでお金の余裕無いもんなぁ。
なんとか公立中高一貫校入れないかなぁ?
しかし、なんでこんなに倍率高いの?偏差値も高すぎでしょ。
こんなに高くなくてもイイんだよ。
別に東大入って欲しいなんて思ってないんだから。
中高をのびのびと過ごしてもらって、それなりの大学に入ってもらえれば、それでいいんだよ。
できたら、GMARCH以上に入れたら最高だなぁ。

これが本音だと思います。

解決策は一つ。

公立中高一貫校の数をもう少し増やしてもらえればよい。

それを各地で増やしてもらえれば、倍率も下がってくるでしょうし、偏差値もさがってくるでしょう。

現状はあまりにも狭き門過ぎるのです。

今後、新設を予定されてる中高一貫校はあるのか?

全国でみるといくつかあります。

さいたま市立大宮国際中等教育学校

http://www.city-saitama.ed.jp/ohmiyakokusai-h/
http://www.city-saitama.ed.jp/ohmiyakokusai-h/

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大阪市立水都国際中学校・高等学校

大阪府立 水都国際中学校 & 水都国際高等学校
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広島県立広島叡智学園 中学校・高等学校

広島県立広島叡智学園
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いずれも2019年4月開校になります。

東京都は今のところ、新設の予定はないようですね。

新設はないものの、都立立川国際中等教育学校に付属小学校が設置される事になりました。

2022年度開校予定で、小中高12年間一貫の公立校になります。

最後に

やはり、どう考えてもこの高倍率はオカシイ状況です。

マトモに1校だけ受けるのは、頑張った子供たちに忍びない。

今後の新設に期待するしかない状況ですが、少し経済的に余裕がある家庭は私立併願を考えて凌ぐしかないですね.....

民の要望ですので、役所には是非とも前向きに検討していただきたいものです。

この記事の監修者

リョウスケ

✓教育ブログ歴9年。月々130,000PV。
✓塾講師、家庭教師経験あり。
✓過去の経験と、9年間様々な受験情報・教育情報・学習サービスをみてきた筆者が経験をもとに解説していきます。⇒運営者情報はコチラ
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