神奈川県には2024年現在、5つの公立中高一貫校があります。
県立が2校、横浜市立が2校、川崎市立が1校になります。
(ちなみに全国の公立中高一貫校がどのくらいあるのか興味のある方は、こちらの一覧をどうぞ、ご確認ください。)
-
【完全版】全国にある公立中高一貫校一覧
続きを見る
そうですね。
別記事でも書きましたが、2022年茨城の公立中高一貫校がトータル13校になりました。
東京が11校ですので、茨城13校、東京11校、に続いて神奈川5校という感じです。
全国どの都道府県の公立中高一貫校も高倍率ですが、神奈川もご多分にもれず高倍率です。
2024年の受検倍率は以下のとおりです。
- 相模原中等=5.23倍
- 平塚中等=4.14倍
- 横浜市立南付属=4.31倍
- 横浜市立横浜SFH付属=5.62倍
- 川崎市立川崎付属=4.10倍
2024年のトータル倍率が4.60です。
大人気ですね。
近年、人気が急上昇している神奈川の公立中高一貫校受検ですが2025年はどうでしょうか?
この記事では、神奈川県の公立中高一貫校と2025年の受検スケジュールをまとめてみましたのでご確認ください。
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神奈川県公立中高一貫校 2025年受検スケジュール
では、神奈川県公立中高一貫校の2025年受検スケジュールをまとめていきます。
参考までに2024年まで5年間のスケジュールと倍率も併記しておきます。
チェック!確認したい年のタブをクリックしてください。
学校名 | 県立相模原中等 | 県立平塚中等 | 横浜市立南付属 | 横浜市立横浜SFH付属 | 川崎市立川崎付属 |
所在地 | 神奈川県相模原市南区相模大野4丁目1-1 | 神奈川県平塚市大原1-13 | 神奈川県横浜市港南区東永谷2丁目1-1 | 神奈川県横浜市鶴見区小野町6番地 | 神奈川県川崎市川崎区中島3-3-1 |
URL | URL | URL | URL | URL | URL |
予想 R4偏差値 | 58 | 55 | 58 | 60 | 50 |
募集人数 | 160名 | 160名 | 80名 | 120名 | |
応募資格 (基本的な条件,特例有) | 神奈川県在住 | 基本的に横浜市在住。承認が得られれば学区外から募集定員の30%の範囲内で就学を認める。 | 横浜市在住 | 川崎市在住 | |
出願受付 | 2024年12月23日~2025年1月6日 | 2024年12月23日~2025年1月6日 | 2024年12月23日~2025年1月6日 | ||
1次検査 | 2025年2月3日 | ||||
1次検査選抜方法 | 適性検査Ⅰ・Ⅱ | 適性検査Ⅰ・Ⅱ | 適性検査Ⅰ・Ⅱ | ||
1次検査合格発表 | 2025年2月10日 | ||||
受検人数 | 未定(2024年9月現在) | 未定(2024年9月現在) | 未定(2024年9月現在) | 未定(2024年9月現在) | 未定(2024年9月現在) |
募集人数 | 160 | 160 | 80 | 120 | |
受験倍率 | 未定(2024年9月現在) | 未定(2024年9月現在) | 未定(2024年9月現在) | 未定(2024年9月現在) | 未定(2024年9月現在) |
(無断転用・転載を禁じます) © 中学受験(受検)のアレコレ |
学校名 | 県立相模原中等 | 県立平塚中等 | 横浜市立南付属 | 横浜市立横浜SFH付属 | 川崎市立川崎付属 |
所在地 | 神奈川県相模原市南区相模大野4丁目1-1 | 神奈川県平塚市大原1-13 | 神奈川県横浜市港南区東永谷2丁目1-1 | 神奈川県横浜市鶴見区小野町6番地 | 神奈川県川崎市川崎区中島3-3-1 |
URL | URL | URL | URL | URL | URL |
予想 R4偏差値 | 58 | 55 | 58 | 60 | 50 |
募集人数 | 160名 | 160名 | 80名 | 120名 | |
応募資格 (基本的な条件,特例有) | 神奈川県在住 | 基本的に横浜市在住。承認が得られれば学区外から募集定員の30%の範囲内で就学を認める。 | 横浜市在住 | 川崎市在住 | |
出願受付 | 2023年12月25日~2024年1月5日 | 2024年1月4~9日 | 2023年12月25日~2024年1月5日 | ||
1次検査 | 2024年2月3日 | ||||
1次検査選抜方法 | 適性検査Ⅰ・Ⅱ | 適性検査Ⅰ・Ⅱ | 適性検査 | ||
1次検査合格発表 | 2024年2月10日 | ||||
受検人数 | 838 | 663 | 690 | 450 | 493 |
募集人数 | 160 | 160 | 80 | 120 | |
受験倍率 | 5.23 | 4.14 | 4.31 | 5.62 | 4.10 |
(無断転用・転載を禁じます) © 中学受験(受検)のアレコレ |
学校名 | 県立相模原中等 | 県立平塚中等 | 横浜市立南付属 | 横浜市立横浜SFH付属 | 川崎市立川崎付属 |
所在地 | 神奈川県相模原市南区相模大野4丁目1-1 | 神奈川県平塚市大原1-13 | 神奈川県横浜市港南区東永谷2丁目1-1 | 神奈川県横浜市鶴見区小野町6番地 | 神奈川県川崎市川崎区中島3-3-1 |
URL | URL | URL | URL | URL | URL |
予想 R4偏差値 | 58 | 55 | 58 | 60 | 50 |
募集人数 | 160名 | 160名 | 80名 | 120名 | |
応募資格 (基本的な条件,特例有) | 神奈川県在住 | 基本的に横浜市在住。承認が得られれば学区外から募集定員の30%の範囲内で就学を認める。 | 横浜市在住 | 川崎市在住 | |
出願受付 | 2022年12月26日~2023年1月6日 | 2023年1月6~10日 | 2023年1月4~6日 | ||
1次検査 | 2023年2月3日 | ||||
1次検査選抜方法 | 適性検査Ⅰ・Ⅱ | 適性検査Ⅰ・Ⅱ | 適性検査 | ||
1次検査合格発表 | 2023年2月10日 | ||||
受検人数 | 935 | 725 | 836 | 446 | 564 |
募集人数 | 160 | 160 | 80 | 120 | |
受験倍率 | 5.84 | 4.53 | 5.22 | 5.57 | 4.70 |
(無断転用・転載を禁じます) © 中学受験(受検)のアレコレ |
学校名 | 県立相模原中等 | 県立平塚中等 | 横浜市立南付属 | 横浜市立横浜SFH付属 | 川崎市立川崎付属 |
所在地 | 神奈川県相模原市南区相模大野4丁目1-1 | 神奈川県平塚市大原1-13 | 神奈川県横浜市港南区東永谷2丁目1-1 | 神奈川県横浜市鶴見区小野町6番地 | 神奈川県川崎市川崎区中島3-3-1 |
URL | URL | URL | URL | URL | URL |
予想 R4偏差値 | 58 | 55 | 58 | 60 | 50 |
募集人数 | 160名 | 160名 | 80名 | 120名 | |
応募資格 (基本的な条件,特例有) | 神奈川県在住 | 基本的に横浜市在住。承認が得られれば学区外から募集定員の30%の範囲内で就学を認める。 | 横浜市在住 | 川崎市在住 | |
出願受付 | 2022年1月4~6日 | 2022年1月5~7日 | 2022年1月4~6日 | ||
1次検査 | 2022年2月3日 | ||||
1次検査選抜方法 | 適性検査Ⅰ、Ⅱ | ||||
1次検査合格発表 | 2022年2月10日 | ||||
受検人数 | 1,016 | 754 | 860 | 521 | 470 |
募集人数 | 160 | 160 | 80 | 120 | |
受験倍率 | 6.35 | 4.71 | 5.38 | 6.51 | 3.92 |
(無断転用・転載を禁じます) © 中学受験(受検)のアレコレ |
学校名 | 県立相模原中等 | 県立平塚中等 | 横浜市立南付属 | 横浜市立横浜SFH付属 | 川崎市立川崎付属 |
所在地 | 神奈川県相模原市南区相模大野4丁目1-1 | 神奈川県平塚市大原1-13 | 神奈川県横浜市港南区東永谷2丁目1-1 | 神奈川県横浜市鶴見区小野町6番地 | 神奈川県川崎市川崎区中島3-3-1 |
URL | URL | URL | URL | URL | URL |
予想 R4偏差値 | 60 | 55 | 58 | 59 | 50 |
募集人数 | 160名(男子:80名、女子:80名) | 160名(男子:80名、女子:80名) | 80名(男子:40名、女子:40名 | 120名 | |
応募資格 (基本的な条件,特例有) | 神奈川県在住 | 基本的に横浜市在住。承認が得られれば学区外から募集定員の30%の範囲内で就学を認める。 | 横浜市在住 | 川崎市在住 | |
出願受付 | 2021年1月6~8日 | 2021年1月5~7日 | |||
1次検査 | 2021年2月3日 | ||||
1次検査選抜方法 | 適性検査、及び、グループ活動による検査 | 適性検査Ⅰ、Ⅱ | 適性検査Ⅰ、Ⅱ、 及び、面接 | ||
1次検査合格発表 | 2021年2月10日 | ||||
受検人数 | 1074 | 884 | 890 | 515 | 471 |
募集人数 | 160名(男子:80名、女子:80名) | 160名(男子:80名、女子:80名) | 80名(男子:40名、女子:40名 | 120名 | |
受験倍率 | 6.71 | 5.53 | 5.56 | 6.44 | 3.93 |
(無断転用・転載を禁じます) © 中学受験(受検)のアレコレ |
学校名 | 県立相模原中等 | 県立平塚中等 | 横浜市立南付属 | 横浜市立横浜SFH付属 | 川崎市立川崎付属 |
所在地 | 神奈川県相模原市南区相模大野4丁目1-1 | 神奈川県平塚市大原1-13 | 神奈川県横浜市港南区東永谷2丁目1-1 | 神奈川県横浜市鶴見区小野町6番地 | 神奈川県川崎市川崎区中島3-3-1 |
URL | URL | URL | URL | URL | URL |
予想 R4偏差値 | 59 | 53 | 59 | 58 | 50 |
募集人数 | 160名(男子:80名、女子:80名) | 160名(男子:80名、女子:80名) | 80名(男子:40名、女子:40名 | 120名 | |
応募資格 (基本的な条件,特例有) | 神奈川県在住 | 基本的に横浜市在住。承認が得られれば学区外から募集定員の30%の範囲内で就学を認める。 | 横浜市在住 | 川崎市在住 | |
出願受付 | 1/8~10 | 1/7~9 | 1/7~9 | ||
1次検査 | 2/3 | 2/3 | 2/3 | ||
1次検査選抜方法 | 適性検査Ⅰ、Ⅱ、 及び、グループ活動による検査 | 適性検査Ⅰ、Ⅱ | 適性検査Ⅰ、Ⅱ、 及び、面接 | ||
1次検査合格発表 | 2/10 | 2/10 | 2/10 | ||
受検人数 | 1,145名(男550名,女595名) | 850名(男409名,女441名) | 789名(男321名,女468名) | 463名(男264名,女199名) | 483名 |
募集人数 | 160名(男80名、女80名) | 160名(男80名、女80名) | 160名 | 80名(男40名、女40名) | 120名 |
受験倍率 | 7.16倍 | 5.31倍 | 4.93倍 | 5.79倍 | 4.02倍 |
(無断転用・転載を禁じます) © 中学受験(受検)のアレコレ |
これが直近のR4偏差値と受検スケジュールになります。
2024年と比較しましたが、ほとんど同じスケジュールです。
そうですね。
これは毎年テッパンですね。
間違いやすいので、ポイントを箇条書きで挙げておきます。
ポイント
- 相模原と平塚は神奈川県立
- 南と横浜サイエンスフロンティア(SFH)は横浜市立
- 川崎は川崎市立
- 管理する自治体によって募集要項に若干の違いがあるので注意
- 特に気を付けなければいけないのは応募資格
- 相模原と平塚は神奈川県在住であれば応募可能
- 南と横浜SFHは、(基本的に)横浜市在住でなければ応募できない
- 南に関しては、いくつかの承認が得られれば学区外から募集定員の30%の範囲内で就学可能との事なので、承認されれば学区外からでも応募可能
- 川崎は川崎市在住であれば出願可能
- 川崎だけ出願受付日が違うので注意
- 試験日と合格発表は5校とも同じ
募集要項をよく確認して出願しましょう。
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募集人数と選抜方法
募集人数と選抜方法を確認していきましょう。
2024年募集人数
- 相模原中等:160名
- 平塚中等:160名
- 横浜市立南付属:160名
- 横浜市立横浜SFH付属:80名
- 川崎市立川崎付属:120名
募集人数は各校昨年同様です。
選抜方法は、
2024年選抜方法
- 相模原中等:適性検査Ⅰ,Ⅱ
- 平塚中等:適性検査Ⅰ,Ⅱ
- 横浜市立南付属:適性検査Ⅰ,Ⅱ
- 横浜市立横浜SFH付属:適性検査Ⅰ,Ⅱ
- 川崎市立川崎付属:適性検査Ⅰ,Ⅱ
となっています。
神奈川も東京同様、2次試験は行わず、1次試験1回のみです。
試験日も合格発表日も、県立、横浜市立、川崎市立、3つとも同日に設定していて非常に連携が取られている感じです。
受検生ファーストというのか。
受検する側からすれば、このくらい連携してくれていると間違いがなくて良いですね。
非常にスマートな印象です。
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最後に
今回は、2025年神奈川県公立中高一貫校の受検スケジュールを調べてみました。
倍率に関しては、募集が終了してからになります。
でもまぁ、昨年と同じくらいの倍率になるのではないかと予測されます。
2024年倍率
- 相模原中等=5.23倍
- 平塚中等=4.14倍
- 横浜市立南付属=4.31倍
- 横浜市立横浜SFH付属=5.62倍
- 川崎市立川崎付属=4.10倍
2023年トータル倍率=4.60倍
2024年は2,454人の不合格者を出しました。
5人に1人しか合格できない状況ですからね。
厳しいですよね。
5校あるとはいえ、本当に針の穴に糸を通すような狭き門です。
しっかり対策をして臨む必要がありますね。
公立中高一貫校の適性検査には作文問題が出題される事が多いです。
作文は、自分の意見を理路整然と論理的に表現する力が必要になります。
この力は一朝一夕では身につきません。
作文力アップのためには、まず文章に触れ読むことが必要です。
ご家庭で手軽にできる対策として、僕は「子供新聞」の購読をおススメしています。
作文力アップだけではなく、新聞を読むことで、普段、興味のない社会情勢に触れる機会を持つ事も出来ます。
つまり、中学受験に必ず出題される時事問題対策にもなるという事です。
子供新聞に関しては、以下の記事で詳しくまとめていますので、ご興味のある方はどうぞ一読ください。
続きを見る
子供新聞を3社徹底比較。中学受験にこども新聞は必読ですよ
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そしてもう一つ、受験(受検)に大切なのは『時間の使い方』です。
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1校しか受検できません。
悔いの残らない受検となるよう、しっかり受検戦略を練って進めていきたいですね。
また、直前期の対策と言えば、とにかく過去問です。
過去問には志望校の問題傾向が全て載っています。
しっかり取り組んでいきましょう。
試験の前日まで成績が伸びる可能性は十分にあります。
最後の最後まで油断せず頑張っていきましょう。